行事・催し
12月8日 6時30分 『釈尊成道会』 於 本堂
掲載日 2019年11月28日

「成道」とは、お釈迦様が出家し難行苦行をした末にブッダガヤーの菩提樹下の金剛座に於て、お悟りを開かれたことをいいます。

この世の無常や苦しみの原因を探るため出家されたお釈迦様は、長い間、様々な苦行を続けましたがその答えは見つかりませんでした。

そこでお釈迦様は、菩提樹という樹の下に座り瞑想に入ります。そして12月8日未明、その答えを見つけます。

お釈迦さまが悟った真理は、自己を中心に世界が回っているかのように、全ての物事を受け取っていました。しかし、自分自身と自分を取り巻く世界が互いに対立しているのではなく、それぞれのものが意味を持ちつつ繋がって存在していることを感得されました。

自分自身を含めて、世界をこのように見ることを「縁起観」といいますが、このような観かたからすれば、私たちは、心の奥底にある自分自身への執着によって、人間存在にとって避けられない、生まれ・病み・老い・死ぬことを苦悩と感じていること。つまり、いつまでも若く・元気で生きていたいという自己への執着心のためであると自覚されたのでした。

この自覚を出発点としてお釈迦さまの道(仏道)が始まったのです。

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