執事の雑感
地産地消
掲載日 2016年7月1日

6月の「ロータスシネマ」では、『幸せの経済学』というドキュメンタリー映画を見ていただきました。私たちのNPOが主催し、「いのち」をテーマに隔月で新宿常圓寺様を会場にお借りしているソーシャル映画会です。

世界が経済的にグローバル化する中で、必ずしも合理的とは言えないことが行われているようです。映画の中では、イギリスで採れたリンゴがアフリカに運ばれて磨かれ、そしてまたイギリスに戻されて売られる、ということが笑い話のようですが、紹介されていました。往復の輸送費がかかっても、イギリスよりもアフリカの方が賃金が安いからなのでしょうが、船舶から排出される煙に含まれるガスは、地球環境により負荷をかけるものが含まれています。つまり、リンゴだけのことならば合理性があるようにも考えられますが、環境保全のことや、さらには持続可能性のことまでも考えに含めれば、とてもトータルとして合理的とは言えないのではないでしょうか。

このことは私たちにとって対岸のこととばかりは言えません。「3.11」以来、とても収束(アンダーコントロール)していないエネルギー問題を抱える日本も同様ではないでしょうか。

「地産地消」という言葉があります。私たちが使っている「骨壷」や「卒塔婆」は、多摩で育てられた木材を多摩で加工しています。そしてその支払ったお金は多摩の自然のため、多摩の人々のために使われているのです。

(NPO法人ロータスプロジェクト会報誌より転載)

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