執事の雑感
謹賀新年
掲載日 2018年1月1日

皆さま 明けましておめでとうございます。

 

年末に葉つきの大根をいただきました。根は細く長く土もついていて、茎は太くて葉はしっかりとしています。早速洗って胡麻油で炒めようと思いましたが、茎が太めなので少ししっかりとお湯に通してからにしました。普段から料理などしない男がやることですから、適当に葉と茎を包丁で刻み、清酒を加えて炒め、最後に香りづけに醤油をたらし、辛子を刻んでパラパラと振りかけ、大きな瀬戸物に上手に収まりました。作りたても美味しいのですが、翌日もまた翌日もと段々味が全体に馴染んでくるのも味わいがあります。私にとっては子供の頃から何故か「これを食べていれば風邪をひかない」という、おまじないのような食べ物です。

 

お寺では食事の際に合掌し、「天の三光に身を温め 地の五穀に魂を養う 皆これ本仏の慈悲なり〜」と唱えてからいただきます。この大根は通常のF1種ではなく、前年の大根が花を咲かせこの実をつけた中から種を択び育てた「在来種」でした。東京の農家ではたった一軒しか生産しておらず、しかも千本しか出荷していません。唱える文句は「この身は全体父母の身なり」と続きます。F1種は代々のものではありません。私たちは代々と言えるのでしょうか?「代々でありたい」と願うならば、行いを振り返る必要があるようです。

元旦より、皆さまのご健勝・無事息災を祈念しています。

(NPO法人 ロータスプロジェクト 会報誌より抜粋)

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